シニア猫と暮らしていると、ブラッシングは「抜け毛を取るため」だけではないと感じるようになりました。
わが家では、15歳のチビと暮らす中で、毛並みや体調の変化を見たり、スキンシップを取ったりする時間として、ブラッシングを大切にしています。
チビは、保護施設で初めて会ったその日からブラッシングを嫌がりませんでした。むしろ気持ちよさそうにしていたので、もともと好きだったのかもしれません。
一方で、これまで一緒に暮らしてきた猫たちは、それぞれ好みがかなり違いました。
長毛で毛玉を吐きやすかった子、短毛で軽くとかす程度で十分だった子、あまり触られるのが得意ではなかった子。
同じ「猫」でも、ブラシの種類や好きなやり方はかなり違うのだと感じています。
また、チビでは、ブラッシングをやりすぎて少し毛が薄くなったように感じたこともあり、「やればやるほど良い」というわけでもないと学びました。
この記事では、15歳のチビと続けているブラッシング習慣や、これまで猫たちと暮らして感じた「ブラッシングと健康管理」について、実体験をもとにまとめていきます。
チビは最初からブラッシングが好きだった
15歳のチビは、保護施設で初めて会った日からブラッシングを嫌がりませんでした。
当時はまだ迎える前でしたが、人を怖がる様子もなく落ち着いていたので、撫でたりブラッシングしたりしてみると、とても気持ちよさそうにしていました。
その様子を見て、「この子はブラッシングが好きなんだな」と感じたのを覚えています。
家に迎えてからも、その様子は変わりませんでした。

チビは、くし型のブラシも嫌いではありませんが、今は熊手のような形のスリッカーブラシでマッサージするようにブラッシングしてあげるのが好きなようです。
いつもは、
- 背中を頭からおしりに向かってとかす
- 左右の体側をとかす
- 頭や首元をとかす
という順番で行っています。
ときどき尻尾もなでるようにブラッシングしますが、全体的に気持ちよさそうにしていることが多いです。
猫によってはブラッシングが苦手な子もいると思いますが、チビの場合はブラッシングの時間そのものを楽しんでいるように見えます。
そのため、わが家ではブラッシングは毛のお手入れだけでなく、チビとのコミュニケーションの時間にもなっています。
猫によってブラシの好みはかなり違った
チビと暮らしていて感じるのは、ブラッシングの好みは猫によってかなり違うということです。
これまで4匹の猫と暮らしてきましたが、同じブラシや同じやり方が全員に合うことはありませんでした。
長毛のコタロウはくし型ブラシが好きだった
初代の猫、茶トラのコタロウは長毛の男の子でした。

子猫の頃は少しブラッシングを嫌がることもありましたが、慣れてからは気持ちよさそうにしていました。
コタロウのときは、くし型のブラシで毛をとかすようにブラッシングしていました。
ただ、長毛だったこともあり、ほかの猫たちに比べると毛玉を吐くことが多かったように思います。
そのため、ブラッシングは抜け毛対策としても大切なお世話のひとつでした。
チビはスリッカーブラシがお気に入り
一方で、チビが好きなのは熊手のような形のスリッカーブラシです。
くし型のブラシも嫌いではありませんが、スリッカーブラシで背中や首元をマッサージするようにブラッシングしてあげると、とても気持ちよさそうにしています。
同じ猫でも、ブラシの形や当たり方によって反応が違うのは面白いところです。
わが家では、今はこのスリッカーブラシが定番になっています。
やえさんは「なでるようなブラッシング」が合っていた
3代目の黒猫、やえさんは少し特別でした。

もともと人慣れがあまり進んでおらず、自分からすり寄ってくることはあっても、触られること自体はあまり得意ではありませんでした。
そのため、しっかりブラッシングをするというよりは、細かい目のくしで優しくなでるようにブラッシングしていました。
すると、意外と気持ちよさそうにしてくれることがありました。
猫によって性格も好みも違うので、「このブラシが正解」というより、その子に合うやり方を探すことが大切なのだと感じています。
ブラッシングのやりすぎには気をつけている
チビはブラッシングが好きなので、以前は気がつくと1日に何度もブラッシングしている時期がありました。
ブラシを見せると寄ってきますし、気持ちよさそうにしているので、ついこちらもやってあげたくなってしまいます。
ただ、ある時期に少し毛が薄くなったように感じたことがありました。
本当にブラッシングが原因だったのかはわかりませんが、「やりすぎも良くないのかもしれない」と思うようになりました。
それ以来、ブラッシングは長時間続けるのではなく、短時間で終えるようにしています。
わが家では1回5分程度を目安にしていて、多くても1日2回くらいです。
チビの場合は、背中から始めて、左右の体側、頭や首元へと進めていくことが多いです。
ある程度ブラッシングが終わったら、最後は手でなでるようにして終えるようにしています。
そのほうがチビも落ち着いているように見えますし、私自身もブラッシングだけでなく、触れ合いの時間として区切りをつけやすいように感じています。
ブラッシングは大切なお世話ですが、たくさんやれば良いというものでもありません。
今は、チビの様子を見ながら、無理のない範囲で続けることを意識しています。
わが家ではブラッシングを健康管理のひとつと考えている
わが家では、ブラッシングは単に抜け毛を取るためだけのお世話ではありません。
もちろん、毛並みを整えたり、毛玉対策をしたりする目的もありますが、それ以上に健康状態を確認する時間として大切にしています。

ブラッシングをしていると、
- 毛並みはいつも通りか
- 皮膚に異常はないか
- 触られて嫌がる場所はないか
といったことに気づきやすくなります。
普段から触れていると、小さな変化にも気づきやすくなるように感じています。
また、チビの場合はブラッシングそのものが好きなので、コミュニケーションの時間にもなっています。
気持ちよさそうに目を細めたり、体を預けたりする様子を見ると、こちらも嬉しくなります。
ブラッシングにはマッサージのような効果もあるのではないかと感じていますが、それ以上に「いつもと変わりないか」を確認する時間として役立っています。
シニア猫になると、体調や行動に少しずつ変化が出てくることがあります。
だからこそ、ブラッシングのような日常のお世話を通して、愛猫の様子を見守ることを大切にしています。
わが家で実際に感じた食欲の変化や試してきた工夫については、こちらの記事でまとめています。
▶ シニア猫が食べないときの対処法|原因とすぐできる改善方法【15歳猫の実体験】
まとめ
シニア猫のブラッシングは、抜け毛や毛玉対策だけでなく、健康状態を確認する大切な時間にもなると感じています。
これまで一緒に暮らしてきた猫たちを振り返っても、ブラシの好みや気持ちよいと感じるやり方はそれぞれ違いました。
そのため、「このブラシが正解」「このやり方が正解」というより、その子に合った方法を見つけることが大切なのだと思います。
わが家では、ブラッシングを通して毛並みや体調の変化を確認したり、コミュニケーションを取ったりしています。
シニア猫になると、日々のお世話の中で気づける小さな変化が大切になることもあります。
これからも無理のない範囲で続けながら、チビとの時間を大切にしていきたいと思います。
ブラッシング以外にも、爪切りや歯のお手入れなど、わが家で続けているシニア猫のお世話については、こちらの記事でもまとめています。

コメント