「最近、うちの猫がごはんを食べなくなってきた…」
そんな変化に、不安を感じていませんか。
シニア猫になると、食欲が落ちたり、急に食べなくなることがあります。
ただ、年齢によるものなのか、体調の問題なのか、判断に迷うことも多いものです。
我が家でも15歳を超えた猫(チビ)が食べなくなり、試行錯誤してきました。
この記事では、考えられる原因と対処法、実際に試してよかった工夫をまとめています。
まずは、シニア猫が食べないときに確認しておきたいポイントから見ていきましょう。
シニア猫が食べないときにまず確認したいこと
シニア猫がごはんを食べないときは、すぐに対処法を試す前に、まず状態を落ち着いて確認することが大切です。
原因によって対応が変わるため、最初の見極めがとても重要になります。
特に次の3つのポイントをチェックしてみてください。
元気はあるか
食欲がなくても、普段どおり動いていたり、呼びかけに反応する場合は、急を要さないケースもあります。
一方で、ぐったりしている、動きたがらないといった様子が見られる場合は、体調不良の可能性もあるため注意が必要です。
水は飲めているか
食事よりも優先して確認したいのが、水分が取れているかどうかです。
水をしっかり飲めていれば、すぐに深刻な状態になる可能性は低いことが多いですが、水も飲まない場合は脱水のリスクがあります。
急に食べなくなったか
昨日まで普通に食べていたのに急に食べなくなった場合は、何らかの異変が起きている可能性があります。
逆に、少しずつ食べる量が減っている場合は、加齢による変化の可能性も考えられます。
- まったく食べない状態が1日以上続く
- 水も飲まない
- 元気がない、ぐったりしている
シニア猫が食べなくなる主な原因
シニア猫が食べなくなる理由はひとつではなく、いくつかの要因が重なっていることもあります。
ここでは、よく見られる主な原因を紹介します。
加齢による食欲の低下
シニア期に入ると、基礎代謝が落ちることで必要なエネルギー量が減り、自然と食べる量が少なくなることがあります。
また、若い頃に比べて活動量も減るため、「以前ほど食べなくても大丈夫」という状態になるケースもあります。
嗅覚・味覚の変化
猫は匂いで食べ物を判断する動物のため、加齢によって嗅覚が弱くなると、今まで食べていたフードに興味を示さなくなることがあります。
「フードは変えていないのに食べなくなった」という場合は、この影響も考えられます。
歯や口のトラブル
歯周病や口内炎など、口の中のトラブルがあると、食べたくても痛みで食べられないことがあります。
特にドライフードを嫌がるようになった場合は、口の中の違和感が原因になっている可能性もあります。
食べる環境の変化
チビと暮らす中で感じたのは、食欲そのものではなく、食べる姿勢や器の形が気になって食べにくくなっているように見えることもあるということでした。
特にシニア期は、首や体への負担、ひげが器に当たる感覚など、小さな違和感が食べ方に影響することもあるように感じています。
実際にチビも、器の高さや形を変えてみると、以前より自然に食べているように見えることがありました。
器選びで感じた変化については、「シニア猫の食器選び」でもまとめています。
病気の可能性
腎臓病や消化器系の不調など、シニア猫に多い病気が原因で食欲が落ちることもあります。
急に食べなくなったり、元気がない様子が見られる場合は、無理に様子を見るのではなく、早めに動物病院で相談することが大切です。
シニア猫が食べないときの対処法
原因がある程度見えてきたら、次は無理のない範囲で対処を試していきます。
ちょっとした工夫で食べるようになることも多いので、できることから試してみてください。
フードを見直す
シニア猫になると、これまで食べていたフードが合わなくなることがあります。
粒の大きさや硬さ、香りなどが原因で食べにくくなっているケースもあるため、別の種類のフードを試してみるのも一つの方法です。
特に、ウェットフードやシニア向けフードは食べやすく作られていることが多く、食いつきが改善することもあります。
シニア猫の食事全体については、シニア猫の食事で気をつけることをまとめたこちらの記事をご覧ください。
👉 フードを見直すときは、味や食べやすさだけでなく、シニア猫向けの原材料や成分表を見比べることも大切です。わが家が実際に確認しているポイントは、こちらの記事でまとめています。
温めて香りを出す
フードを人肌程度に温めることで香りが立ち、食欲が刺激されることがあります。
電子レンジで軽く温めるだけでも効果があるので、食いつきが悪いときは試してみる価値があります。
少量を回数多く与える
一度にたくさん食べるのが負担になっている場合は、量を減らして回数を増やすことで食べやすくなることがあります。
シニア猫は一度に食べられる量が減ることも多いため、こまめに与える工夫も有効です。
食べやすい環境を整える
食事の場所が落ち着かないと、それだけで食欲が落ちることもあります。
静かな場所で食べられているか、器の高さが合っているかなど、環境面も見直してみましょう。
ウェットフードを取り入れる
ドライフードを食べなくなった場合でも、ウェットフードなら食べることがあります。
水分も一緒に取れるため、食事量が減っているときには特におすすめです。
実際にうちの猫(チビ)で試して効果があったこと
我が家でも、15歳を超えた頃から食べムラが出てきました。
それまで食べていたドライフードを急に食べなくなり、どうしたものかと悩んだ時期があります。
いくつか試した中で効果があったのは、ウェットフードの取り入れ方を工夫したことでした。
最初はドライフードに混ぜてみたのですが、うちの場合はそれだと逆に食べなくなってしまいました。
そこで、ドライフードは少し量を減らし、ウェットフードは別のお皿で用意するようにしたところ、食べてくれるようになりました。
混ぜるのではなく分けることで、食べやすくなったようです。
また、ウェットフードは袋のままお湯をかけて軽く温めることで香りが立ち、食いつきが良くなりました。
ほんの少し温めるだけでも反応が変わることがあり、我が家では効果を感じた工夫のひとつです。
さらに、ドライフードにかつおぶしを少しかけることで、気分転換になり、食べるきっかけになることもありました。
猫によって合う方法は違うため、いくつか試しながら、その子に合うやり方を見つけていくことが大切だと感じました。
まとめ
シニア猫が食べないときは、原因によって対処法が異なります。
まずは状態を確認し、無理のない範囲でできることから試していくことが大切です。
また、様子を見ていて不安を感じる場合は、早めに動物病院で相談することも検討しましょう。


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