シニア猫に必要な栄養素とは?たんぱく質・リン・水分で気をつけたいポイント

シニア猫になると、「今までと同じフードで大丈夫なのかな?」と感じることが増えてきます。

食べる量が減ったり、好みが変わったり、水を飲む量が気になったり──年齢を重ねると、食事に関する悩みも少しずつ変わってきます。

わが家でも、推定15歳の愛猫チビと暮らす中で、フード選びや栄養バランスについて考えることが増えました。

特に気になるのは、「何を食べるか」だけでなく、どんな栄養をどう取るかということです。

この記事では、シニア猫の食事で気になりやすいたんぱく質・リン・水分の3つを中心に、わが家で意識していることも交えながらまとめていきます。

※この記事は、推定15歳の愛猫チビとの暮らしや、これまでの猫との経験をもとにまとめています。私は獣医師ではないため、病気の診断や治療の判断は必ず動物病院でご相談ください。

シニア猫の栄養で、最初に知っておきたいこと

シニア猫の食事を考えるとき、「高齢猫用」と書かれたフードを選べば安心、と思うこともあるかもしれません。

もちろん年齢に合わせて作られたフードは参考になりますが、実際に一緒に暮らして感じるのは、「シニア猫だからこれが正解」というものは意外と少ないということです。

年齢を重ねると、

  • 食べる量が少しずつ減る
  • 好みが変わる
  • 一度に食べられる量が減る
  • 水分不足になりやすい

こうした変化が少しずつ出てくることがあります。

そのため、シニア猫の栄養を考えるときは、単に「シニア用」を選ぶだけでなく、その子の食べ方や体調に合わせて栄養バランスを見ることが大切だと感じています。

わが家でも、「何を食べるか」だけでなく、「どんな栄養が入っているか」を少しずつ見るようになりました。

シニア猫の食事で気になる3つの栄養ポイント

シニア猫の栄養について調べていく中で、わが家でも特に気になるようになったのが、たんぱく質・リン・水分の3つでした。

もちろん猫の体調や持病の有無によって見方は変わりますが、わが家ではフードを選ぶときに、この3つは自然と見るようになっています。

① たんぱく質|シニア猫でも大切な栄養素

たんぱく質は、猫にとって筋肉や体づくりを支える大切な栄養素のひとつです。

以前は「シニア猫はたんぱく質を控えたほうがいい」と言われることもありましたが、最近は、健康なシニア猫では、良質なたんぱく質をしっかり取ることが大切という考え方もよく見かけるようになりました。健康なシニア猫では、乾物ベースで30〜45%程度がひとつの目安として紹介されることもあります。

わが家でも、フードを見比べるときは、たんぱく質の数字だけで「高い・低い」を決めるのではなく、極端に低すぎないかをまず気にしています。

そのうえで見ているのが、原材料の中身です。

ただ、原材料を見るときも、単純に「最初に何が書かれているか」だけで判断することはしていません。

実際にシニア猫用フードの中には、穀物や消化に配慮した原材料が先に書かれているものもあります。

そのため、わが家では、

  • 動物性たんぱく質がどう使われているか
  • 消化への配慮がされているか
  • シニア向けに栄養バランスが調整されているか

など、原材料全体の設計を見ることを意識しています。

猫はもともと肉食動物なので、

  • チキン
  • サーモン
  • まぐろ

などの動物性たんぱく源がしっかり使われているかは、わが家でもひとつの目安にしています。

ただし、腎臓病などの持病がある猫では、必要な栄養バランスが変わることがあります。

特に慢性腎臓病では、たんぱく質やリンを調整した療法食が選択肢になることもあるため、持病がある場合は自己判断せず、獣医師と相談しながら選ぶことが大切だと感じています。

② リン|シニア猫になると気になりやすい栄養素

リンは、骨や歯、体づくりに必要な大切な栄養素のひとつです。

ただ、シニア猫になると、腎臓のことが気になり、リンを意識する飼い主さんも増えてくると思います。

わが家でも、以前一緒に暮らしていた先住猫が腎臓のケアが必要になった経験があり、このあたりは自然と気にするようになりました。

ただ、リンは少なければいいというものではなく、体に必要な栄養素でもあります。

そのためわが家では、

  • 「高齢猫用」「シニア向け」として設計されているか
  • 腎臓への配慮や栄養バランスについて説明があるか
  • メーカーが栄養設計について情報を出しているか

このあたりを見るようにしています。

実際には、リンの数値がパッケージに書かれていないことも多いため、気になるフードはメーカーサイトを見たり、成分を調べたりすることもあります。

ただし、腎臓病などの持病がある猫では、必要なリンの量も変わることがあります。

持病がある場合は、自己判断でリンを極端に減らすのではなく、獣医師と相談しながらフードを選ぶことが大切だと感じています。

③ 水分|シニア猫ほど意識したいポイント

シニア猫になると、水分不足も気になることが増えてきます。

もともと猫はあまりたくさん水を飲まない子もいますが、年齢を重ねると、さらに飲む量や食べ方に変化が出ることもあります。

わが家でも、ドライフードだけでなく、ウェットフードやスープタイプのごはんを取り入れながら、少しでも食事から水分が取れるように意識しています。

特に、食欲が落ちているときは、栄養だけでなく、まず水分が取れているかを見ることも大切だと感じています。

わが家でも特に大切にしていること

ここまで、シニア猫の栄養で気になるポイントをまとめてきましたが、実際にチビと暮らす中で一番感じているのは、どんなに栄養バランスがよくても、食べてくれなければ意味がないということです。

わが家でも、

  • 成分表を見る
  • 原材料を見る
  • シニア向けの設計か確認する

こうしたことは意識しています。

その一方で、チビはシニアになってから好みが変わったり、同じフードに飽きやすくなったりすることも増えてきました。

そのため、理想だけを追うのではなく、まずはしっかり食べてくれることを優先しながら、その中でできるだけ栄養バランスも整えるようにしています。

成分や原材料を見ながら選んでも、実際に食べてくれるかはまた別の話だと感じています。

チビが実際に食べてくれたフードや、期待していたのに合わなかったフードについては、こちらの記事でまとめています。

👉 15歳の愛猫チビが実際に食べた・食べなかったシニア猫フードを見る

まとめ

シニア猫のフード選びでは、「シニア用」と書かれているだけで決めるのではなく、その子に合った栄養バランスを見ることが大切だと感じています。

わが家でも、たんぱく質やリン、水分などを意識しながら、成分表や原材料を見るようになりました。

ただ、実際に一緒に暮らして感じるのは、どんなに栄養バランスがよくても、食べてくれなければ、その栄養を体に取り入れることはできないということです。

だからこそ、

  • 原材料を見る
  • 栄養バランスを見る
  • 持病がある場合は獣医師と相談する
  • そして、実際に食べてくれるかを見る

このバランスが大切だと感じています。

シニア猫になると、食べ方や好みは少しずつ変わっていきます。

だからこそ、完璧を目指すよりも、その子に合う選択肢を少しずつ見つけていくことが、長く付き合っていくうえで大切なのかもしれません。

もし、シニア猫のフード選びで迷っている方の参考になればうれしいです。

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