シニア猫と暮らしていると、爪切りも若い頃とは少し違うお世話になってくると感じています。
15歳のチビは、爪切りをものすごく嫌がるわけではありません。手を触られることも平気です。
ただ、爪切りを見ると少し警戒しますし、その日の気分によって切れるときと切れないときがあります。
また、シニアになってからは、いくつか厚くなった爪が気になるようになりました。
この記事では、15歳のチビと暮らす中で感じた、シニア猫の爪切りで気をつけていることや、わが家で続けている無理しないお手入れについてまとめていきます。
チビの爪切りは、気分を見ながら少しずつ

チビは、手を触られること自体はあまり嫌がりません。
普段からブラッシングやなでる時間の中で手に触れることもありますが、その時点で強く嫌がることは少ないです。
ただ、爪切りを見せると少し警戒します。
そのため、わが家ではできるだけ爪切りを見せすぎないようにして、チビが落ち着いているタイミングで始めるようにしています。
爪切りをするときは、いきなり全部の爪を切ろうとはしません。
まずは切りやすいところから1本だけ切ってみます。
そこで嫌がらなければ、もう1本、もう1本と続けます。
反対に、少しでも嫌がる様子があれば、すぐにやめます。
以前は「できるだけまとめて切りたい」と思うこともありましたが、今は無理に続けないほうがよいと感じています。
シニア猫になると、爪切りそのものよりも、「嫌な記憶にしないこと」のほうが大切なのかもしれません。
チビの場合も、無理に押さえて全部切るより、気分を見ながら少しずつ切るほうが続けやすいです。
頻度は月1くらい。気になった爪をちょこちょこ切る
チビの爪切りは、だいたい月1回くらいを目安にしています。
ただし、毎月きっちり全部の爪を切るというより、気になったときに少しずつ切る感じです。
たとえば、床を歩いているときにカチカチ音がしたり、ブラッシング中に爪を見て「少し伸びているな」と感じたりしたときに、切れるところだけ切るようにしています。
1回で全部の爪を終わらせることは、あまりありません。
月に2回くらい切ることもありますが、それも「全体を2回切る」というより、気になった爪をその都度ちょこちょこ整えている感覚です。
チビの場合は、ブラッシングのあとなど、ふれあいの時間に爪を見ることが多いです。
そのまま落ち着いていれば、前足の爪を1本だけ切ってみることもあります。
寝起きでぼーっとしているときも、比較的切りやすいタイミングです。
ただ、眠そうだからといって無理に切るのではなく、少しでも嫌そうならやめるようにしています。
わが家では、爪切りを「一度で終わらせる作業」と考えるより、日々のお世話の中で気づいたときに少しずつ整えるものとして考えています。
前足を中心に、後ろ足は無理しない
チビの爪切りは、基本的には前足を中心にしています。
前足は、ブラッシング後やくつろいでいるときに確認しやすく、伸びている爪にも気づきやすいです。
一方で、後ろ足の爪は前足ほど頻繁には切っていません。
後ろ足は、寝起きでぼーっとしているときや、病院に行ったときにお願いすることが多いです。
どうしても気になるときは、ネットに入れて切ることもありますが、チビの場合はそこまでしないことのほうが多いです。
無理に押さえて切ろうとすると、爪切りそのものが嫌な時間になってしまいます。
そのため、わが家では「今日は前足だけ」「今日は1本だけ」といった形で、できる範囲を優先しています。
全部をきれいに終わらせることよりも、チビが嫌がりすぎないことを大切にしています。
シニア猫になって、厚い爪が気になるようになった
チビはシニアになってから、いくつか厚くなった爪が気になるようになりました。

特に気にしているのは、前足の親指の爪です。
親指の爪は放っておくと巻き込んでしまわないか心配なので、普段からよく見るようにしています。

厚くなった爪でも、基本的には猫用のはさみタイプの爪切りで切っています。
ただ、少し時間が経って爪が厚くなりすぎると、はさみが入りにくいことがあります。
そのようなときは、無理に一気に切ろうとはしません。
わが家では、はさみが入りにくいときだけ、人間用の爪切りで古い爪の部分を少しだけ落とすことがあります。
すると、ぼろっと古い爪が取れて、猫用のはさみが入るスペースができることがあります。
そのあと、あらためて猫用のはさみタイプの爪切りで、少しずつ切るようにしています。
また、厚い爪は切ったあとに、古い爪がはがれるように落ちることもあります。
そういうときは、手でなでるようにして、無理なく取れる部分だけ整えています。
ただし、これはあくまでわが家でのチビの様子です。
爪が肉球に刺さりそうなとき、痛がるとき、出血しているとき、自宅で切るのが難しいと感じるときは、無理せず動物病院に相談したほうが安心だと思います。
猫によって爪切りのしやすさは違った
これまで一緒に暮らしてきた猫たちを思い返すと、爪切りのしやすさは猫によってかなり違いました。
同じ猫でも、性格や迎えた時期、触られることへの慣れ方によって、できるお手入れは変わってくるのだと感じています。
初代の茶トラのコタロウは、子猫の頃から一緒に暮らしていたこともあり、爪切りは比較的平気でした。
15歳で亡くなるまで、猫用のはさみタイプの爪切りで、あまり大きな問題なく切ることができていました。
はるさんは、推定22歳までがんばってくれたシニア猫でした。
ただ、はるさんの場合は、チビのように爪が厚くなることはあまりありませんでした。
もともと度胸のある子だったこともあり、爪切りで大きく困った記憶は少ないです。
一方で、やえさんは基本的に触られるのが得意ではありませんでした。
自分からすり寄ってくることはあっても、こちらから体を触るのは難しいことが多かったです。
ただ、キャットタワーのボックスの中にいるときは、比較的触らせてくれることがありました。
そのタイミングで、気になる爪だけ少しずつ切るようにしていました。
チビも、爪切りで逃げ回るほどではありません。
ただ、これまで一緒に暮らしてきた猫たちの中では、爪切りは少し苦手なほうかもしれません。
だからこそ、無理に押さえて切るのではなく、チビが受け入れやすいタイミングを見ながら、少しずつ続けるようにしています。
猫によって、平気なことも苦手なことも違います。
爪切りも、「このやり方なら絶対大丈夫」というより、その子の性格や状態に合わせて調整していくお世話なのだと思います。
病院が苦手だからこそ、自宅でできるケアを大切にしている
チビは病院がとても苦手です。
通院すると緊張が強く、肉球が汗だくになるくらい怖がってしまいます。
もちろん、体調が悪いときや、自宅では対応できないことがあるときは病院に行く必要があります。
ただ、爪切りのように日々のケアで防げることは、できるだけ家で見てあげたいと思っています。
特にシニア猫の場合、爪が厚くなったり、巻きやすくなったりすることがあります。
チビも親指の爪が厚くなりやすいので、巻き込んで肉球に刺さらないように、普段から気をつけて見ています。
巻き爪になってから病院に行くよりも、少し伸びた段階で気づいて、無理のない範囲で整えておきたい。
そう思って、ブラッシングのあとや、チビが落ち着いているときに爪を見るようにしています。
自宅でできるケアは続ける。
でも、無理はしない。
そのバランスを取りながら、チビの爪切りを続けています。
まとめ
シニア猫の爪切りは、若い頃と同じ感覚ではなく、少しずつ様子を見ながら続けるお手入れだと感じています。
15歳のチビの場合、爪切りをものすごく嫌がるわけではありませんが、爪切りを見ると少し警戒します。
そのため、わが家では一度に全部の爪を切ろうとはせず、気になった爪を1本ずつ、無理のない範囲で切るようにしています。
床を歩くときにカチカチ音がしたり、ブラッシング中に爪が伸びていることに気づいたりしたら、そのタイミングで少しだけ整える。
それくらいの感覚で続けています。
シニア猫になると、爪が厚くなったり、巻きやすくなったりすることもあります。
自宅でできるケアは続けたいですが、痛がるときや出血があるとき、自分では切れないと感じるときは、無理せず動物病院に相談することも大切だと思います。
これからも、チビの様子を見ながら、嫌がらない範囲で爪切りを続けていきたいです。
爪切り以外にも、ブラッシングや歯のお手入れなど、わが家で続けているシニア猫のお世話についてはこちらの記事でもまとめています。

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