シニア猫のウェットフードの選び方|食べない・水分不足への工夫

ウエットフードの選び方

シニア猫と暮らしていると、

「最近ドライフードの食いつきが悪い…」
「水をあまり飲まないけど、このままで大丈夫かな?」

そんなふうに感じることが増えてきます。

わが家でも、推定15歳のチビと暮らす中で、シニアになってから食べ方や好みが少しずつ変わってきました。

その中で取り入れるようになったのが、ウェットフードです。

ウェットフードは、食いつきのサポートだけでなく、水分補給の面でも心強い存在でした。

この記事では、実際にチビと暮らす中で感じたことも交えながら、シニア猫のウェットフードの選び方や、取り入れるときに意識していることをまとめます。

シニア猫にウェットフードを取り入れたきっかけ

わが家でウェットフードを意識するようになったのは、チビがシニアになってから、少しずつ食べ方に変化が出てきたことがきっかけでした。

もともとチビはドライフード中心でしたが、年齢を重ねるにつれて、同じフードに飽きやすくなったり、以前より食べムラが出たりすることが増えてきました。

また、シニア猫になると腎臓のことも気になるようになり、「しっかり水分を取れているかな」という意識が、以前より強くなりました。

もともと猫はたくさん水を飲まない子も多いので、わが家でも「飲み水だけに頼るのではなく、食事からも少しでも水分が取れたらいいな」と考えるようになりました。

そこで取り入れるようになったのが、ウェットフードです。

最初は「たまのごほうび」くらいの感覚でしたが、実際に続けてみると、食欲が落ち気味の日でも口をつけてくれることがあったり、水分補給のサポートにもなっていると感じるようになりました。

今では、ドライフードで栄養バランスを整えながら、ウェットフードで食欲や水分面をサポートする、という形がわが家の基本になっています。

①総合栄養食か、一般食・間食かを確認する

ウェットフードを選ぶときに、まず確認するようになったのが、総合栄養食なのか、それとも一般食や間食なのかということです。

ウェットフードは見た目や形が似ていても、

  • 総合栄養食
  • 一般食(食事の補助)
  • 間食

など、実は役割が違うことがあります。

また、ペーストタイプやスープタイプでも、総合栄養食として作られているものや、栄養補給を意識したものもあります。

そのため、わが家では形だけで判断せず、まずはパッケージの表記を見るようにしています。

チビの場合は、焼かつおやペースト系、スープタイプなどを、食欲が落ちたときのきっかけづくりや、同じ味に飽きないための変化として取り入れることもあります。

同じウェットフードでも、何のために使うかを意識するようになってから、選びやすくなりました。

②水分だけでなく、食べてくれる味や形も見る

シニア猫のウェットフードを選ぶとき、水分量だけでなく、その子が食べやすい味や形かどうかも大切だと感じています。

チビもシニアになってから、以前より好みが変わったり、同じものが続くと飽きやすくなったりすることが増えてきました。

そのため、わが家ではウェットフードも、

  • スープタイプ
  • ペーストタイプ
  • ほぐし身タイプ
  • ジュレタイプ

など、いくつか形や味に変化をつけながら様子を見るようにしています。

実際に、「昨日はよく食べたのに今日は食べない」ということもあるので、ひとつに絞りすぎず、その日の体調や気分に合わせて選べるようにしておくことが、シニア猫には大切だと感じています。

特に食欲が落ち気味のときは、水分補給だけでなく、まず一口食べてもらうきっかけづくりとしてウェットフードが助かることもありました。

③原材料や年齢表示も参考にする

ウェットフードを選ぶときは、食べやすさや形だけでなく、原材料や年齢表示も参考にするようにしています。

例えば、「11歳以上」「15歳以上」など、シニア猫向けとして作られているものは、年齢に合わせて栄養バランスが調整されていたり、水分や食べやすさに配慮されているものもあります。

また、原材料を見るときは、

  • 肉や魚など、どんなたんぱく源が使われているか
  • シニア猫向けとして消化や栄養バランスへの配慮があるか

このあたりも、わが家ではひとつの目安にしています。

もちろん、「これが入っているから良い・悪い」と単純に決めるのではなく、原材料全体の設計を見ることを意識しています。

成分や原材料を見ながら選んでも、実際にはチビのその日の体調や好みで反応が変わることもあるため、最後は「食べてくれるかどうか」も大切な判断材料になっています。

フードの原材料や、たんぱく質・リン・水分の見方については、こちらの記事でまとめています。

わが家でよく食べてくれたウェットフード

ウェットフードは成分や原材料も大切ですが、実際にシニア猫と暮らして感じるのは、その子が食べてくれるかどうかが何より大切だということです。

チビもシニアになってから、同じものが続くと飽きやすくなったり、その日の体調で食いつきが変わったりすることが増えてきました。

そのため、わが家ではひとつに絞りすぎず、いくつかのウェットフードをローテーションしながら様子を見るようにしています。

いなば 焼かつお 高齢猫用

もともとチビは魚系が好きだったこともあり、これはかなり食いつきがよく、今でも一番長く安定して食べているウェットフードのひとつです。

保存料、発色剤、着色料が使われていない点も、わが家では安心して選びやすいポイントでした。

また、そのままだと食べない日でも、少し温めてあげると反応がよくなることがあり、今でもよく使っています。

無一物(まぐろ・かつお)

こちらも焼かつおと同じくらい、よく食べてくれたフードでした。

素材と天然水だけで作られているシンプルさも、安心してあげやすいと感じていました。

ただ、チビはシニアになってから飽きやすくなってきたこともあり、最近は少し飽きてしまったようで、今はお休みしています。

同じシリーズでも、ぶりや鶏ささみなどは、チビにはあまり合わなかった印象です。

いなば 焼ささみ 高齢猫用

チビはもともと魚系が中心だったので、最初はささみ系はあまり考えていませんでした。

ただ、ドライフードでチキン系も食べるようになってきたことから試してみたところ、意外とよく食べてくれました。

最近では、焼かつおとローテーションしながら使っています。

こちらも、少し温めると反応が良くなることがあります。

PURINA ONE 健康免疫サポート 免疫ケア(まぐろ&かつおペースト)

チビは、いわゆるペースト系のおやつをあまり食べないことも多いのですが、これは比較的よく食べてくれました。

オメガ3脂肪酸などによる免疫サポートも期待しながら、食欲のきっかけづくりとして取り入れることがあります。

黒缶 15歳以上(まぐろ・かつお)

総合栄養食タイプのウェットフードは、これまでいろいろ試してきました。

ただ、ドライフードでは食べてくれるシリーズでも、同じメーカーやシリーズのウェットになると食べない、ということもチビにはよくありました。

そんななかで、この黒缶15歳以上は、総合栄養食のウェットフードの中で、比較的しっかり食べてくれた数少ないフードでした。

ただ、続けて出すと飽きてしまうこともあるので、今は気分転換として、たまに出すようにしています。

スープタイプのウェットフード

スープ系は、メーカーに関係なく比較的安定して飲んでくれることが多いです。

ただ、具はあまり食べず、スープだけ舐めて終わることもよくあります。

そのためわが家では、「今日は水分が少ないかな」と感じる日に、水分補給のサポートとして使うことがあります。

また、スープタイプは器の深さや広さでも食べやすさが変わることがあり、チビも浅すぎる器より、少し深さのある器のほうが食べやすそうでした。実際に使っている食器については、「シニア猫の食器選び」でもまとめています。

💡 食欲が落ちているときは
フードの種類を変えるだけでなく、体調の変化が隠れていることもあります。
シニア猫がごはんを食べないときに確認したいことや、わが家で試した対処法については、こちらの記事でまとめています。

まとめ

シニア猫のウェットフード選びでは、水分補給や栄養バランスだけでなく、その子が食べてくれるかどうかもとても大切だと感じています。

わが家でも、総合栄養食かどうか、原材料や年齢表示、味や形の違いなどを見ながら、いろいろ試してきました。

その中で感じるのは、どんなに良さそうなウェットフードでも、その子が食べてくれなければ続けることは難しいということです。

だからこそ、

  • 水分補給ができるか
  • 食欲のきっかけになるか
  • 飽きずに続けられるか
  • その日の体調に合っているか

こうしたことも含めて、その子に合う選択肢をいくつか持っておくことが、シニア猫との暮らしでは心強いと感じています。

もし今、シニア猫の食事やウェットフード選びで迷っている方の参考になればうれしいです。

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